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Posted by みやchan運営事務局  at 

2010年09月11日

祖父の日記

今月に入り、高鍋町と西都市の施設に訪問させていただいています。

こんにちは、津田です。

先日、西都市内を移動中親戚の家の近くを通っている事に気が付きました。

実は私の母は西都市の出身でその親戚宅の仏壇にはパーキンソン病を患った祖父と、喉頭癌で他界した祖母が眠っています。


今から20数年ほど前、母から『手足が震えて動かなくなる病気』と言われ、『不思議な病気があるもんだ』と何となく理解していたことを思い出します。

『じいちゃん、早よ来んね』

『ばぁちゃん、じいちゃんが最近笑わんようになったね?』

子供ながらに『励まし会』と称し、泊まりがけで遊びに行っていた小学生の頃。この病気は現代医学では治らないと知るのは、もう少し後になってからの事でした。


その後突進歩行が原因でつまずき、肋骨を骨折。入院中に仙骨と踵、そして肩甲骨に褥瘡ができ、骨折箇所に悪影響だからと一度も寝返りをうたせてもらえずにそのまま衰弱。最後には肺炎で亡くなりました。


「貴人、お前ももう大人だからこれを見とけ」

22歳になったころ渡されたのは祖父の日記でした。

『身体がおかしい。震えてうまく動かせない。』
『自分の体が動かせない。恐い。私は耐えられるのか』
『孫も抱けないとはなんとも情けない』
『悔しくて悲しくて気が狂いそうだが狂う事も出来ないのか…』

発症直後の自分の身体の疑問から始まって、病気の受け入れやあきらめ、覚悟、不安などが毎日毎日、何冊ものノートに赤裸々と記してありました。

そして、

『今日、孫に笑わないといわれた。本当は笑っているんだよ貴人』とも。

朝まで叔父と泣き通していたのを思い出します。


私にとってかけがえのないこの出来事は、私の中で在宅医療従事者としての使命を与えてくれています。


  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 20:28Comments(0)

2010年09月11日

非常時に

ある施設へ訪問中に火災報知器が鳴り出しました。
施術の真っ最中だったので驚きました。
施設の職員さんと顔を見合せ どうしましょう?と思っていたら、自動警報装置から
『今、確認しています。落ち着いて、次の放送を聞いてください!』と繰り返し放送がありました。
いざという時には、利用者さんを背負って逃げれば良いのかな?施設スタッフと一緒に全員避難まで手伝いしなければ…などと思いをめぐらしていると
施設工事のため火災報知器が誤作動を起こしてしまった。と放送がありしました。
いきなりの火災訓練のようなものでした。
教訓、
いざという時にはまず落ち着くこと。
何をやるべきか日頃から考えておくこと。
機敏な行動がとれるように身体の動きを良くしておくこと。
大きくこの3つでしょう!


非常事態に会わないことを祈りながら!


tana
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 11:11Comments(0)

2010年09月11日

一世紀

この前、伺った所で、利用者さんが百歳のお祝いをちょうどしてもらっているところでした。
百歳 って 一世紀 すごいです。
おめでとうございます(^-^)。
    スギタ
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 09:23Comments(0)

2010年09月11日

重心と基本

趣味で週末サーフィンをしているのですが、ボードの上で座って波を待つ時に、バランスが悪いとボードから落ちてしまうんです。        基本的には、腰でバランスをとり両手で重心の微調整をします。

自分の重心が、肩から腰にかけて真っ直ぐにしておかないと波にバランスを崩され落ちてしまいます。

最近担当するようになった利用者さんでもいえるのですが、脊髄損傷により下肢を動かす事が出来ず、上肢もあまり動かないにも関わらず、足・手・腰の支持位置と重心がしっかりしていると、自力で座る事が出来ます。

しかし、重心がぶれるとすぐに倒れかかります。

重心がどこにあるかとか、基本姿勢がいかに大事か朝の波の上でふと思いました。

〜たさき〜
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 08:48Comments(0)