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Posted by みやchan運営事務局  at 

2010年10月01日

帰りたい。

「もうわしはダメだから、何してもようならんから帰れ」などと言われながらも、大きくむくんだ足のマッサージを毎回するのですが、時には蹴られ、はたかれつつも時間
一杯マッサージした後必ず「ありがとう」と言って下さる利用者さんがいるのですが、今日はいつもと違って「足が小さくなってきたな」といい

「わしは、もうだめじゃと思うとるけどもう一度歩いて家に帰りたい」

久々に会話が出来、そして本音も聞く事が出来ました。

帰り際には、「またよろしくな」と言って下さりました。

課題も増えたけど、蹴られ叩かれなじられたかいがあったなぁ〜。


〜田崎〜
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 23:06Comments(0)

2010年10月01日

利用者さんとの会話



お疲れさまです。
今日は、施術者Oさんに同行しています。

今日、同行した利用者さんのお話をします。

利用者さんのお名前はDさん。
あまり見学者を受け入れない方との情報があり、少し緊張しながら向かいます。


沢山話すと気分を害されるということも聞いていたので、部屋に入り、簡単に自己紹介をするとあまり視界に入らない足元にしゃがんでいました。

すると、

「どこに行った?」

と気にされて、

「すみません。ここにいます……」

と、顔を出すと、

「椅子にすわんない」

と気遣って下さいました。

緊張していたのもあり、利用者さんの優しい一言がとても嬉しかったです。


こだま
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 16:08Comments(0)

2010年10月01日

気づかされた言葉

、前に担当していた利用者さんなのですが、脳梗塞後遺症、四肢麻痺、99歳、女性、家族の意向は拘縮予防とありましたので私は拘縮予防と寝返り訓練にばかり気をとられていました。精神的に不安定な日も多く、そんな時は一言もお話しされないのですが、息子さんが「美人のマッサージ師さんがみえたよ」と言われると、そこできまって吹きだして笑われるのです。私が「いやあ、そこは笑うところじゃないでしょう。○○さん」と言って、また三人で笑ったものでした。そんなある日・施術中に突然 「たっている ゆめを みた」と嬉しそうに言われます。私はハッとしました。高齢+家族の意向=拘縮予防と思いこんで本人の主訴を聞いていなかったのです。
「あるけるように なりたい。」
といわれました。
どんな状況にあっても可能な限り本人の意向に沿ってプログラムしていかなければと気づかされた言葉でした。それから座位保持、数十秒ではありますが介助での立位が出来るようになりました。 でも今は残念なことに入院中です。
ozaki
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 15:38Comments(0)