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Posted by みやchan運営事務局  at 

2010年11月04日

くもりのち晴れ

『あんたたち!顔見せるだけで治ったと言われるくらいになりなさいよ〜(`ヘ´)』

専門学校生時代、校長先生が実習でおっしゃっていた言葉です。

こんにちは、津田です。

いい歳してまだ学生真っ盛りだった私は、決して学校にとって良い生徒ではなく、先生の言葉にも『顔で治るか!!』なんて頭の中でツッコム程度の理解力しかありませんでした(¬з¬)


胸椎圧迫骨折による廃用性筋萎縮、原因不明でアテトーゼ様の下肢不随意運動が5分おきに発現するという難しい症状のRさんの家族から依頼を受けたのは弊社に入社して2年ほど経った時でした。

先に訪問リハが入っているということもあり、私はもっぱらリラクゼーションと簡単な可動域訓練中心でと理学療法士の方と方針をすり合わせます。

細かい施術経過は省きますが、それらが効を制したかどうかは別として、あれだけ苦しめてた痙攣が確実に減っていきました。そして数歩ではありますが歩行ができるようになり、誰もがこの方の元気な姿を楽しみに見守っていました。

「先生、失礼じゃけど貴ちゃんって呼んでいい?なんか孫のようで…」

「貴ちゃん、家に上がる時はただいま!帰る時は行ってきます!!じゃろ?」

「はい!お母ちゃん♪」

100歳まであと4ヶ月。

まだまだこれからの人生だと、Rさんはもちろんの事、家族のかたや私、そしてあらゆる関係者みんなが思っていました。

「おかげさまで病気してからの私はくもりのち晴れじゃ♪貴ちゃんの顔見るだけで病気が治った気がするよ(^-^)」

それから間もなく平成19年11月26日、病気に耐え、自分と闘いながらも慈悲と愛情をもって接してくれたRさんが他界されました。

あの時の校長先生の言葉の意味をRさんが身をもって教えて下さったと感じています。


もちろん医学的な根拠がどうとか言うのではありませんが、同じひとときを大切に、前向きに過ごして頂く為にひとりの人間として向き合っていられたらと考えています。
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 23:55Comments(2)

2010年11月04日

訪問時、私が気をつけていること

訪問看護師の下川ですスマイル

私が訪問する時に特に気をつけていることは、まずは相手に不快な印象を与えないことです。

また相手がリラックスして会話ができるように、にこやかな表情と優しい言葉かけをすること。

それから自分の話したい事だけを話すのではなく、相手の言葉(気持ち)を引き出すためには

あくまでも聞き手にまわる事です。言葉からだけではなく表情などからも相手の思いを読み取ろうと

努めています。利用者様ひとりひとりの方に今何が必要で私達に何を求めているのか?

いつも考えながら関わっています。

話をする上で、相手の言葉や考え方に同調するのが難しいガーン

または明らかに間違っているように思えても、私はその言葉を受け入れるように

しています。即否定する人に誰しも自分の本心は明らかにしないと思うので・・・

理想の看護師像には、まだまだ追いつけませんが、日々成長していきたいと思いますニコニコ







  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 19:19Comments(0)