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Posted by みやchan運営事務局  at 

2012年03月08日

ケアに資格が必要か?

『オシッコ漏れた〜(*'▽'*)』

ケタケタ笑いながらそう話す利用者さん。

訪問当初は重い鬱状態で、表情も無く口癖は常に『死にたい』でした。

動悸や息切れ、眩暈などが強く、毎日が寝たきりの生活。廃用性の筋力低下も著しく『生きる事を諦める』には充分過ぎるほど肉体的にも精神的にもダメージを受けていらっしゃいます。

そんな中、ある映画を思い出しました。

『パッチアダムス』

精神病を患って入院し、自らそれを乗り越えた過去をもつパッチことハンター・アダムス。医大に入学した中年の男が、現代医療における患者と医師との関係に対して疑問を抱き、同時に笑いこそが患者の傷ついた心の特効 薬であると信じて道化となり治療費無料の病院を作り上げていく実話の物語です。

笑いのもたらす影響は様々な形で紹介されていますが、医学界ではそのパイオニアとして知られている方だそうです。

あるインタビューにて。

「みなさん! 世の中の問題を解決する決意をして欲しいのです。普遍の友情を周りの人に向けて欲しい。他の人を思いやることに大きな人生の意味があると考えて欲しいのです。そして、笑いというのは、私たちの生命にとって、水や空気と同じくらい必要です。愛、笑い、思いやりを他の人に届けてください。」

もちろん『笑うこと』はあくまで手段のひとつであって、それだけが単発的に作用されるとは思いません。しかしそれは数々の手技・手法もまた同じ事。

この物語から受ける印象は、医療という大義名分の奥底に、実は人間的で温かな心の交流という結び付きがあって初めて、苦しみをかかえた「人」へのケアが成り立つといったメッセージを与えているように思います。しかもそれには特別な資格などいりません。

この利用者さん、今では手すりを使っての歩行に挑戦し、訪問のたびに
毎回必ず素敵な笑顔を見せていただいています。


  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 22:37Comments(0)

2012年03月08日

映画

「きみに読む物語」

認知症で過去の記憶や身近な家族を忘れはじめている奥さんに、旦那さんがノートに書きとめてある一組の男女の物語を語りはじめ…。というストーリー。


長年の連れ添った伴侶への愛や思い、認知症で自分が自分で無くなる恐怖などがとても印象に残りました。

施設に入居されている利用者さんが認知症の方を見て「私もああなる時がくるだろうか?」とポツリと呟かれた時にふとこの映画を思い出しました。

ちなみに…その利用者さんには「僕がイケメンに見えはじめたら認知症です!」と言ったら「ならまだ大丈夫!!」と笑顔で返されました。

まだまだ利用者さんにかないません(´;ω;`)

益満
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 21:46Comments(0)

2012年03月08日

おススメの映画

私ももう何年も映画館に入ってませんが、映画は好きな方です。
でも、何気なくというか何も考えずボーっと見ているのが好きなので、
おススメ・・・と言われると難しいですね。

ここ最近見た映画では「ベンジャミン・バトン 数奇な人生」はなかなか素敵な映画でした。
80代生まれ、徐々に若返っていく男の数奇な運命が描かれた映画です。
どんどん年を取っていく周りの人とは逆に、どんどん若返っていく自分との葛藤や、
その中で生まれる出会いと別れ。
出会いも別れも偶然だけど、必然なことだなぁと改めて思います。
淡々としてますが、人生について考えてしまう素敵な作品でした。

コスギ
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 17:19Comments(0)