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Posted by みやchan運営事務局  at 

2012年11月08日

見えないものばかり。

『信頼残高』

こんな言葉があります。

例えば、日常の態度、言動、行動、配慮などが残高と言う形で継続的に積み立てられていくというもの。

こんにちは、津田です。

残高が高ければ些細なことで信頼関係が崩れる事は少ないが、逆に残高が少ない人は何を言っても他人から受け入れては貰えない。

信頼というものを預金に例えたものですが、なる程言われてみればよく解ります。

我々の業務においても、利用者やその家族、施設職員に及ぶまで如何に信頼関係を築いていくかという面においては全く同じ事が言えそうです。

ではその残高、つまり信頼を得るとは具体的にどのようなものか。

簡単に言えば相手(の要望)を理解し、それに応える。

裏を返せば、相手を理解出来ないうちは決して良好な対人関係は築けないということになります。

お試しなどで初めてお会いする利用者。ある意味で信頼残高はゼロです。

誰を問わず初対面の人間に人は中々本音は語りません。

如何に言葉無き言葉に耳を傾け、如何にその想いを理解し、如何に自身で応える事が出来るか。

現場の責任を負うものとして、初回の施術などは特にそんなことがアタマをよぎります。

残念な事に、これらは全て目に見えないものばかりで知ったつもりになりやすく、かつ誤魔化し易い。

我々は利用者を選べませんが、利用者は我々を拒否できます。クレームなども含め、それらから目を背けた時、必然的に起こり得るものだと思います。

そう考えれば我々がプロなのかどうなのか、利用者が示してくれているのかもしれません。

  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 19:43Comments(0)

2012年11月08日

見えない所に想いを馳せる

ほぼ毎日通っているある施設の利用者さんとの出来事。
いつものように、リビングまで車いすを押し、
「また明日きますね」と声をかけると、“こくん”とうなずいてくれる。
すると、たまたま隣にいた別の方が、
「また来るならずっといなよ」と・・・・
一緒に利用者さんは大きくうなずいていました。
思わずハットとした瞬間でした。

日頃あまり表情を出すことが少なく、言葉数も少ない利用者さん。
最近は動くことに拒否もあったり・・・
私が来ることを望んでいるのかな、と少し不安になることもありました。

言葉にはならない想いに触れたような気持ちで、
うれしい反面、後ろ髪をひかれる思いで施設を後にしました。

心待ちにしてくれている利用者さんの為にも、
お互いに元気に、少しでも長く共に頑張っていきたいと改めて思いました。

コスギ
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 18:54Comments(0)