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Posted by みやchan運営事務局  at 

2012年11月22日

支え。

『触るな素人が!!』

弊社に入社して記念すべき第1回目の訪問時。按摩を期待していた利用者さんから頂いた一喝で全てが始まりました。

こんにちは、津田です。

この事業に携わらせて頂いて8年。
実に様々な方と関わらせて頂きました。

8年前、『やっぱりウチへ帰るには歩ける様にならにゃな!』パーキンソン病による重度障害で、とても無理だった部屋からリビングまでの移動を、信念を貫き片道30分かけて歩いて行かれる様になった80代の利用者さん。

7年前、『わしゃ死ぬまで元気じゃよ〜!』腰の痛みが酷く全く起き上がれない為、せめてご飯だけでも座って食べて貰いたいとご家族。幸い痛みも無くなり、伺う度に座って一緒に大声で歌って下さった96歳の利用者さん。

同じく7年前、『津田先生も体力つけた方が良いですよ!』と古武術の体験教室に連れて行かれ、投げられる私を見て爆笑してた利用者のお孫さん。

6年前、『たかちゃんと呼んで良い?失礼じゃけどなんだか孫みたく思うとるとよ』両下肢の弛緩性麻痺で寝たきりからトイレまでの往復が出来るようになり、近いうちバスに乗って一緒に出掛ける約束をしていた99歳の利用者さん。

そして昨年、『あの人をお願いね。あの人ひとりじゃ何も出来んから。』と自ら大腸癌を患いながらも利用者さんの心配ばかりされていた奥さま。

この8年、全ての利用者さんにひとつひとつとのエピソードがあり、その全てが今の私を支えて下さっています。

残念ながら亡くなられた方も少なくありませんが、これだけの経験をさせていただいておりながら、果たしてその恩を返せていけているのだろうか。

利用者さんに夢と笑顔を考えたとき、つまらん理屈抜きに責任を感じます。

  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 22:15Comments(0)

2012年11月22日

思い出

「施術前に必ずハーモニカで一曲披露してくれる利用者さん」
「歩けるようになりたいと、4点杖から1点杖で散歩できるようにまでなった右片麻痺の利用者さん」
「風に舞っているさくらの花びらをうっとりと見つめて、私に教えてくれた利用者さん」
・・・
これまで、たくさんの利用者さんに携わらせていただき、
全ての利用者さんとそれぞれの思い出があります。

顔や名前を忘れっぽい私ですが、不思議と自分が担当した利用者さんだけは
思い出と共に消えません。

担当から外れるとなかなかお会いすることができませんが、
「元気でやっているかな」と、ふと思いを馳せます。

コスギ
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 18:17Comments(0)