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Posted by みやchan運営事務局  at 

2014年02月13日

最近利用者さんと盛り上がったこと

現在、午前中の児童発達支援に3人の子達が来ています。

その子達が今盛り上がっていることは、『買い物ごっこ』です。

子ども達がお店やさんになって「いらっしゃい」と声かけたり、お金を持って買い物に行くことを楽しんでいます。

スタッフから頼まれた物を買って来て褒められると、笑顔で自慢気に見せて、買った品物をはなしません。

実際にお店に行って買い物するともっと楽しめるのかなと思います。

谷口






  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 23:21Comments(0)

2014年02月13日

暴走。

《スタンフォード監獄実験》

1971年、アメリカスタンフォード大学によって行われた、心理学部の実験があります。

大学内地下室を監獄に模倣改修し、無作為に選ばれたアルバイト21人を看守役と囚人役とに分け演じさせたらた後、それぞれ心理的にどのような変化が生じるのか?

映画やドキュメンタリーなどメディアで取り上げられる事も多いため、聞いたことがある人も多いかと思います。

看守役に暴力をはじめ非人道的な行為が頻繁に見られるようになり、併せて囚人役に精神が錯乱する者、襲撃を企む者などが続出し、結果的に2週間の予定だったこの実験は崩壊し、僅か6日で中止となります。

このことから、人は狭い空間で立場の異なる人間が一緒にいると理性を失い暴走してしまう『権力への服従性』、や元々の性格とは関係無く役割を与えられただけでそのような状態に陥ってしまう『非個人化』などが証明されることとなりました。


狭い空間、役割、立場、そして暴走。

いくつかのキーワードを抽出すると、似たような心理状態は身近にいくらでもあるような気がします。

我々で言えば、例えば現場。

施設、在宅で先生と呼ばれ、利用者(社会的弱者)へ施術などを行う行為。

会社内、先輩あるいは年長の立場で参加する研修や会議。

自己主義の果て、他者に迷惑をかける事をある種の理性の暴走だと捉えれば、かの実験がヒトの持つ悪しき性だと証明されたしても、本意、不本意にかかわらずやはりそれは恥ずべき行為であり、許されるものではありません。

少なくとも三人寄れば立派な社会の形成。協調性のある行動がいかに大切なものか。

同じ目線で、同じ感覚で、同じ時間をどう有意義に作りあげる、つまり利用者をはじめ他者との時間を盛り上げていくために、自分はどうあるべきか。

この歳にして、今更ではありますが最低でも人に言われる前に気付いていかねばと痛切に思います。
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 21:03Comments(0)