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Posted by みやchan運営事務局  at 

2014年08月14日

くせ者。

《想像してください。あなたは何らかの理由で寝込んでしまいました。幸い大事にいたらず、自宅療養にて一週間後に回復しました。さて、まず何がしたいですか?》

こんにちは、津田です。

以前、県外出張の際同業のマッサージ師の方々に出した質問です。

背伸び、ご飯を作る、散歩する、話す、きれいさっぱりお風呂に入るなどなど様々な答えが返ってきました。

以降、延べ数十名のマッサージ師に同じ質問をしてきましたが大体みな同じ答えです。

ん~面白い。

誰も按摩やマッサージ、指圧を頼みたいなんて言わないんです。

みんなマッサージ師なのに。。。

まぁ基本的に動きたいというのが人の本質ということか。

一方で、利用者の主訴がマッサージなんて事もよく聞きますが、先の質問の結果と矛盾しています。何故でしょう。

《インフォームドコンセント》

よく『説明と同意』なんて言われますが、くせ者なのはこの『説明』の部分。

ここを怠ると要らぬ誤解やクレームが発生するだけに特に注意が必要です。

これは行為の目的、内容、期待される効果のみではなく、リスクや予後を示した上で《施術の選択肢》を用意する事に意味があります。

つまり、人が本質的に『動きたい』を求めているとすれば、単純に『マッサージをしましょうか』などで『yes』を取っても、それは誘導的で充分な説明とは言えず、正確には同意(=主訴)を得たとは言い難いでしょう。

仮に利用者側からマッサージを依頼されたとしても《マッサージ師が来た》という先入観も考えられるわけで、いつまでも他の選択肢を提示しなければ同じ事です。

利用者に充分な選択肢を用意するには、スキルの幅を広げるほかありません。

利用者の多様な要求にどれだけ応える事が出来るのか。

どの業種とて同じ事が求められており、私たちも例外ではない事を肝に銘じたいと思います。
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 08:45Comments(0)

2014年08月14日

説明と同意

認知症や失認がある利用者さん、軽

い健忘があるような状態では特にマ

ッサージに入る日にちや振替などを

ご本人に説明しても実際、お伺いし

た際に時間が違う!今日はマッサー

ジの日じゃないでしょ?などのやり

取りで問題が出てくる時があります。

そんな時の対応として、まずはメモ

書きをして利用者さんの目の付く所

に貼っておいたり、なるべく分かっ

てもらえるような言い方を考えて伝

えるように心掛けています。

上山
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 03:06Comments(0)