2010年06月25日

毎日の生活がリハビリ

3度の脳卒中発作に倒れてから、高次脳機能障害の体験記を書かれた女性医師の本から抜粋したものです。
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例えば筋肉を何回、何分動かすとか、できない行為を何度も繰り返すといった従来からの訓練だけでは本当のゴールは遥か遠くにおかれたままになるかもしれません。

その人が社会と接して、人と接してその人固有の暮らしを取り戻していくことをゴールとするならば、「普通の生活をする」ことの練習がなくてはならないと思います。

病院のリハビリがあり、在宅のリハビリがあるということは現実なのかもしれませんが、そうした区別の背景に一貫して最終ゴールを狙う専門家の人たちの執念が何よりも心強いと思います。

そのためには、すべての仕事を医療の専門家に押し付け、ただ何かをしてもらうという態度で待っているのではいけません。

リハビリとは、本人は当然のこと、本人が生きていくことに関わる皆が協力してはじめてやれることだと思います。

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まえむ〜



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 22:55 │Comments(0)

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