2011年04月28日

こだわらない。

こういうとまるで駄々っ子のようで
すが。。。

こんにちは、津田です。


私たちは利用者さまに対して様々な方策で生活改善に向けて取り組んでいます。

あるとき、新規の利用者さまから

『ワシがなんで今さら訓練なんかしにゃならんのだ?週一回の訪問リハも出来れば来なくて宜しい。』

まるで改善どころか、生活そのものをあきらめているようでした。

ケアマネさんからのサマリーにおいては≪リハビリを拒むうえ介護依存が高く、いわゆる手のかかる利用者≫とのこと。

表現に少々の違和感がありましたが、とにかく精神的に内向き志向であることが自発的な活動を制限させていることは間違い無さそうです。


『人が行為の中で達成しているのは,手続きではなく,課題そのものの意味である』

ある理学療法士の方の言葉です。


外部環境との相互性を持つ、あるいは知覚することでその意味が生まれるとすれば、その行為を達成させるための『正しい』動作パターンは存在しないともとれます。

その利用者さん、今では喜んで衣服の着脱に取り組んでいただいていますが、そういう観点から考えるといわば何でもアリ?

つまりこだわらない事にこだわっています。



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 21:45 │Comments(0)

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