2011年05月31日

将来 5年後

「人生70年、古来稀なり」
8世紀頃の中国の詩人杜甫の言葉から「古稀」という言葉が出来ました。
8世紀頃では70歳になることができるのは、かなり難しいことだったのでしょう。
現在では「人生80年、90年」の時代になりました。


歳を取るということは(老化は)、健康だった人が歳を負う毎に、からだの各機能が減退し、修復がしだいに難しくなっていく過程をいいます。
しかもこの過程は個人差が大きく現れてしまいます。

現代人がいくら長寿になってきているからと言ってもディジィーズ(疾病状態)やイルネス(病:体調・気分不良状態等主観的な有り様)では良くありません。また、シックネス(病的状態:正常でない状態)でも楽しく過ごせません。
利用者さんは、こんな体調不良状態や気分不良状態の方が多いようです。
年老いてからの生活機能障害を恐れ、命の質を重視するようになっています。


さて5年後はどうなっているのか?
若い頃には父親や兄に、5年先、10年先の自分の姿を思い描いて目標を立てなさい!と厳しく言われたものです。
しかし、近頃ではそういうことを言わなくなってきているようです。
東日本震災のように突然世界が変わってしまうことがあると、未来に対して自信が持てなくなります。

あえて言ってしまえば「変わっている自分」(今より変化していくことに意義を感じます。)
より良い変化があると信じていたいと思っています。


田中



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 21:59 │Comments(0)

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