2013年06月27日

可能性。

x+2y=5
2x+3y=8

xとyの値を求めよ。

こんにちは、津田です。

ご存知、連立方程式の初歩的な問題です。
習うのはそう、中学校相当。

子供の可能性を信じ、ひとつの学習塾を創設した人がいます。

故公文公(くもん とおる)氏。

学習課程において、習得の遅い子供に対し『悪いのは子供じゃない』という考え方を徹底して貫いた教育者で、1958年大阪で算数教室を開設。後の公文式教育法として世界に普及する事に成功します。

子供の可能性。

公文式では、ある一定の条件をクリアした子供は、その年齢に関係無く次のステップに進むことが出来ます。

先の連立方程式、実は幼児の段階でクリアする子や、小学校低学年で微分積分を理解する子供も少なくなく、子供のもつ可能性を証明した学習法として世界でも高く評価されています。

自学自習で高校教材。

誰もがそれは無理だろうと考えていたことが、子供の可能性はあっさりとその壁を乗り越えました。

《不為也非能力也》
  〜なさざるなり あたわざるにあらざるなり〜 孟子

『出来ないのではない。やろうとしないのだ』

『ではなぜやろうとしないのか。それは私たちの先入観にあると考えます』

公文式で教える先生たちに公文氏はこう伝えます。

『だから、とにかくやってみる。
自分の先入観を超えるには、それが非常に大切です』

昨日、リハビリに否定的だった方がとある事がきっかけで前向きに取り組んで頂けるようになりました。

リードする側が『無理』だと思った瞬間、それ以上の発展はありません。

自分の先入観を捨て去ること。

それは常に『今でしょ!』と自分に言い聞かせています。




Posted by 自立援助協会スタッフ  at 22:52 │Comments(0)

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