2014年02月27日

万年も。

『ほら、早よ行かんか!向こうよ向こう!』

年が明けて1月も下旬にさしかかる頃、市内の所々で行われた恒例の野焼き。

消防団としてボランティアに参加させていただきました。

こんにちは、津田です。

既に30年以上も活動を続けている先輩から指示を受け、振り向いた先にはメラメラと這うように向かってくる一面の炎。

畑の真ん中にポツンとひとり立っていた私は文字通り火に囲まれそうになっていることに気付きます。

あわわわわ…(゜ロ゜;ノ)ノ

思わず慌てて逃げようとした矢先、

『何しよっとか!逆やが!』

…でしたでした、消しに来てるんです。

背中に担いだ30kgほどの水をチョロチョロかけながら、炎の延焼を制御しに走りまわります。

それにしても。。。

東京ガスによると人類が火を発見して約100万年。

その間、火を巧みに利用し高度な文明を築き上げてきたと言われていますが、それでもたった一本の煙草の火の不始末で人命が失われるところをみると、将来的にも人類が火を完全にコントロールするのは不可能なのかもしれません。

平成24年の市内出火件数は135件に上り、内死亡5名、怪我20名と消防局より報告されています。

『あんたん家は大丈夫?』

マンションの10階。
4つ向こうのお隣さんの部屋が全焼して数年。

幸い怪我人も出ず、今はリフォームも済んでキレイになっていますが、当時の恐怖は忘れることが出来ないと、この時期必ず話題になります。

どなた様も火の用心、火の用心でお願いします。



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 21:58 │Comments(0)

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。


削除
万年も。
    コメント(0)