2014年07月31日

皆でひとつの。

『だれ、あんた?』

7月の半ば、山崎町にある知的障害児の支援施設にて開催された夏祭りにお邪魔しました。

人相が悪かったのか、最初に目があった利用児にいきなり自己紹介を求められます。

こんにちは、津田です。

園庭に出店などのテントがいくつも張られる中で一際目立つ大きな手作りステージ。

その上には、歌や踊りや演奏などの出し物が次々と披露されています。

手拍子をしながら聴き入る観客たち。

私も到着したなり、何となく視線はステージへ。

別に知っている園児がいるわけでもなく、漠然と眺めたっていうのが正直な所なんですが、これがまた不思議。

ひとりひとりの様子がよく見える。

まるで違うそれぞれの個性は、今この場を目一杯表現しあうことで一致し、私の思考を一旦止めます。

残るのは、感動。

我が子のみを探すいつもの発表会を恥ずかしく思い、演目そのものを一所懸命に表現する園児たちに拍手を贈らずにはいられませんでした。

自分のことばかり考えて、いつしかどことなく冷めてしまう私たち大人。

皆でひとつのモノを作り上げる素晴らしさをあらためて気付かせてくれた彼らに、心から敬意を表したいと思います。



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 22:02 │Comments(0)

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