2014年11月27日

架け橋。

『あたた~たったった!』

食事が済むと手のひらを合わせ、これでもかと言うくらいの大きな声でご挨拶。

2歳児の娘なりの《ごちそうさまでした》のようです。

こんにちは、津田です。

そういえば以前、アメリカ人から『ニッポンのイタダキマスにはびっくりシマシタ!』などと言われたことを思い出します。

宗教的にお祈りをして食事をする事はあっても、そもそも食事の挨拶などというものは存在しないとのこと。

しかも何でもアリの宗教観を持った日本人なのにみんなが《いただきます》を言っていること自体不思議でしょうがなかったと言います。

食材はもちろん、農家や料理人、仕入先や輸送する人に至るまで、この料理に関わったすべての人や材料に向けての感謝を表すのだとカタコトの英語で説明すると、

『oh! great!』

とても感心を持ってくれたようでした。

思えば朝昼晩の挨拶でも、

『お早くから、ご苦労様で御座います』
『今日は、ご機嫌いかがでしょうか』
『今晩はお寒う(お暑う)御座いますね』

などが語原とされ、どれをとっても相手への気遣いやねぎらいなどの要素が主となってるようです。

挨拶は人と人を結ぶ最初の架け橋。

利用者含め、現場で関わるすべての人々へキチンと届けられているだろうか?

この社会を『和』の心を以て培ってきた先人たちに感謝をしつつ、改めて自身を振り返ってみたいと思います。



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 22:23 │Comments(0)

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