2010年08月09日

友と語る

「おう!今度嫁と宮崎行くからよ〜接待ヨロシク!!」

先日、唐突に一本の電話を受けました(^_^)

こんばんは、TAKAです。

相手は私が18歳で前職のホテルに入社した際、同期入社したOからでした。

「接待?意味が解らん( ̄・・ ̄)俺が来てくれなんていつ言った?」

なんてうそぶくと、

「だいじょぶ、だいじょぶ!旅費は俺が出すから♪(*^o^*)」

恐ろしいほどの強引さで切り替えしてきます(^_^;)

ホテル入社当時、彼の部署はベーカリー。年は2つ上ですがその性格は非常に熱く、パンを創作するためにはあらゆる努力を怠らない正に職人といえるこだわりを持った友人です。同じ頃バーテンダーを目指してた私は、接客に関わるかどうかという立場の違いもあり、いわゆる調理師とは根本的に考え方が違います。時にはお互いの性格からか激しい喧嘩をしたこともありました。

お互い若い内の喧嘩はその後の関係に気を使う事を知りません。
とにかくお互いに納得いかないことがあればとことんぶつかり、時にど突き会い、疲れた頃にはなぜか酒を呑んで笑い合う。

全くと言って良いほど気を使わないその付き合いは、いつの間にか死ぬまでツルもうぜとの約束に変わっていきました。

今では独立して岐阜で営む彼の創ったパンは、ブログを見る限りたくさんのお客さんから支持のメッセージが寄せられるほど有名になっています。


普段全く連絡しあわなくても、何かある時には必ず通じ合うその関係は私にとってかけがえの無い存在です。


『友というのは5つの段階がある』

『新友は親友となり信友を経て心友となる。それこそが真友と成り得るのである』


ある時に教えられた言葉です。

たった今、Oよりももっと激しくぶつかり合ったもう一人の同期、Iから電話がありました。Oと呑んでいるときにかけた留守電に気付き、仕事を終えてかけ直してくれたようです。

「お前の結婚式には嫁が逃げるくらいの祝福をかませたる!」

今では埼玉の結婚式場でシェフとして現場を仕切っている彼に、Oと共に語った報告をしておきました( ̄∀ ̄)


私にとって真の友と言える存在があるという事は、それだけで贅沢かもしれません。

いつの日か、また熱く語れる時が来るのを信じ約束したOとの握手やIからの電話は、いつまでも大切にしたい温もりでした(^-^)



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 00:17 │Comments(0)

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