2011年06月23日

喪失する悲しみを想像する。

クローバー訪問看護師 下川ですクローバー

認知症の利用者様に接する時の基本的な対応姿勢については、既に自立スタッフブログに
多く紹介されていますので、私は重複する部分は書き込みを控えたいと思います。

認知症患者様は高齢であることが多く、認知機能だけではなく加齢と共に身体機能・健康・
生殖機能や性生活それにもしかしたら配偶者や友人などの大切な人を喪失しているかもしれません。
また仕事や家庭での役割など現在私達の生活の中心になっているものも喪失してしまいます。

自分がそうなった時はどうだろうか?どんな心境になるだろうか?
想像する事も難しいのですが・・・
きっとさぞかし寂しく悲しいことだろうと感じています泣き
そういったことも踏まえて、利用者様には穏やかに接するようにしています。
(同情ではなく、共感に近い感情で)

最近参加した研修で教わったことは
言葉かけや表情だけではなく、間を大切にする。そばに座るだけで
自分からは言葉を発せず、利用者様の言葉を待つ。考える時間・感じ取る時間を作り
利用者様を急かさず待つようにする。

時間的・精神的余裕がない時には難しいですよね。
看護者や介護者も身体的にも精神的にも健康であることも大切であると思います。

看護師 下川でしたニコニコ






Posted by 自立援助協会スタッフ  at 17:12 │Comments(0)

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