♪自立援助協会スタッフブログ♪

数年前に父が他界しました。その時以来涙したことはないと思います。

自分にとって大切に思う人、とても尊敬している人が突然亡くなることは
「自分の心の中にぽっかりと、穴が空いたようだ。」と謂いますが、

そうだなと思います。

その喪失感の大きさに、耐え難く、つい涙が出てしまうのでしょう。

しかし、今は涙なんか流しません！
私は負けない！
泣くもんか！

と思っていました…。

３月１１日の震災をＴＶで見た時、ラジオで続報を聴きながら
知らずに涙しました。


今回の台風の災害にしても

大自然の圧倒的で驚異的な災厄にはちょっとどうしようもなく、

何も出来ない自分の立場に悔しくもありました。
若い時分には
思い立ったらすぐ
のフットワークの良さがあり、
気に入らないと石橋を叩いても渡らない頑固さが、一体となった困った奴でした。

が、その頃ならば、周りの迷惑を考えずに、無鉄砲に行くだろうと思いました。

今のしがらみに巻かれた自分が情けないのか、
動こうとしない自分に
歳老いていくものを感じて、
また、涙が滲みそうになります。
少しずつ涙脆くなっていく自分に、
まだ負けない！と
気合いを入れている、この頃です。


田中