2012年03月22日
敬服。
『ここに入ってこられる方は、病気 やけがと闘って、脳に損傷を受けながらも生き残った勝者です。勝者として尊敬を受ける資格があるのです』
こんにちは、津田です。
《壊れた脳 生存する知》著者の山田規久子さんの主治医であり、社会復帰を果たした職場の上司でもある義兄が、ある日朝礼で全職員を前にそう語ったそうです。
『みなさんも患者さんを勝者として充分に敬ってください』とも。
いま、私が携わらせていただいている全ての利用者の方々は、なにかしらの病気や障害を抱え様々な社会的不利と闘いながら生活されています。その中にはほんの少しのタイミングで命を失う事になったであろう方も少なくありません。
私はまだこれほどの経験はしていません。乗り越えられるかどうかも解りません。なのに、教科書開いては自立だ介助だと大きな声で日々業務に取り組んでいます。
それを知らずして本当に今、利用者のお役に立てているのだろうか?
またそれを知らずして、どれくらい親身になって利用者の心に寄り添えているのだろうか?
甚だ疑問ですが、利用者に比べて取るに足りない経験でしかない自分とその立場を恥じながら、
『生きている』
それだけで私なんかよりもずっと強い。
そう思います。
こんにちは、津田です。
《壊れた脳 生存する知》著者の山田規久子さんの主治医であり、社会復帰を果たした職場の上司でもある義兄が、ある日朝礼で全職員を前にそう語ったそうです。
『みなさんも患者さんを勝者として充分に敬ってください』とも。
いま、私が携わらせていただいている全ての利用者の方々は、なにかしらの病気や障害を抱え様々な社会的不利と闘いながら生活されています。その中にはほんの少しのタイミングで命を失う事になったであろう方も少なくありません。
私はまだこれほどの経験はしていません。乗り越えられるかどうかも解りません。なのに、教科書開いては自立だ介助だと大きな声で日々業務に取り組んでいます。
それを知らずして本当に今、利用者のお役に立てているのだろうか?
またそれを知らずして、どれくらい親身になって利用者の心に寄り添えているのだろうか?
甚だ疑問ですが、利用者に比べて取るに足りない経験でしかない自分とその立場を恥じながら、
『生きている』
それだけで私なんかよりもずっと強い。
そう思います。
Posted by 自立援助協会スタッフ
at 21:13
│Comments(3)
私も読ませていただいた本ですが、TAKAさんの切り口に
胸元に刀を突き付けられたような気持になりました。
日々一緒に生活していると、忘れがちなことです。
これからも心して生活していきたいと思います。
いつもありがとうございます。<(_ _)>
すみません、そんなつもりは無かったのですが…
今度は僕が喉元に刀突きつけられないように頑張りますo(^-^)o
コメント有り難う御座いました!
今度はできましたらツーショットで。