2012年04月09日

バランス

私は、トランスファーを身体を通してのコミュニケーションのツールと考えています。


私が椅子に座るか、もしくは利用者さんの横に座って「動き」のお手伝いをします。


利用者さんを「感じる」ことができそうです。


椅子に座ることも横に座ることも、どちらもお話しや「手当」するには好都合です。


上から担ぎ上げるような介助は、


利用者さんを無気力にさせてしまうかもしれません。


上から目線かもしれません。


お話ししながらできないかもしれません。


生活リハビリの中での私が考えている「全介助」と「自立」との関係と味も素っ気もない口頭指示とのバランス…。


動作介助では、利用者さんには、なるべく「触らない」ほうがいいんだと思っていた自分が恥ずかしい。


「手当」を忘れてはいけない。


亡父が言っていたことを思い出します。


「若い医者は、打診(パーカッション)をしなくなった。」


自分が変わらないと、人(利用者さん)は変わりません。

継続して勉強していると、自分が変われるかもしれない大きなチャンスがめぐってくるかもしれません。


前村



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 05:11 │Comments(0)

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