2014年06月05日

審判。

『ツラいわぁ、こんな日は』

激しい雨が降りしきる中、そう仰るのは最近申し込まれた利用者さん。

こんにちは、津田です。

膠原病の影響で、全身の激しい痛みに悩まされているこの方。

しかし、筋麻痺、関節拘縮が無く保険給付の対象では無いので通所していただき、実費診療での対応となっています。

金額にして4千円。
国保のマッサージ利用券を併用して手出し2千9百円。

『すいません、足元の悪い中…(^_^;』

健康保険制度においては、確か厚生省通達、保険発28号(昭和46年)の指導を根拠にして最初に展開されたと聞いています。

有り難い制度ですが、それだけに様々な制限があり、また常に不正の疑惑、技術的な批判を向けられることもまた事実。

一方、実費診療というのは本来あるべき姿であり、純粋に利用者にとって真の必要な施術か否か、それだけの金額に見合った施術か否か否応にも突きつけられ、これまでのようにはいきません。

その意味で言い訳無用の一発勝負。

どんなにこちらの想いがあろうが、
どんなにこちらの理屈があろうが、
『値打ちの審判』は即下ります。

週2回。

『利用券が無くなったら、全部実費でも利用したい』

相談員にそう伝えて下さったようですが、今後も決して期待を裏切るなと、そう受け止めたいと思います。



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 23:53 │Comments(0)

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