2014年09月25日

脱、つじつま合わせ。

こんにちは、津田です。

ある実験があります。

被験者の幼い頃の写真を数枚用意して、そのうちの一枚を現実には無い気球に乗っている合成写真を混入させて、その時々の印象を語って貰います。

初めは気球に乗った記憶など無いと答えていた被験者が、実験を繰り返すうちに『タラップを降りた』『恐かったなど』記憶を作り替えてしまう事が起こったそうです。

『フォールスメモリー』

《偽りの記憶》と訳されているのですが、イギリスでは1993年、実際に青年が性的虐待を受けたとして訴訟をおこし調査した結果、原告の記憶違い《フォールスメモリーの影響》だと判明したとか。

嘘も100回言えば真実になると良く聞きますが、記憶の心理過程においてはごく当たり前の現象だと言うことか。

つじつま合わせが得意な臓器とはいえ、う~ん、ヒトの脳ってややこしい。

『これ、買って貰ったの♪』

ご主人から誕生日プレゼントと渡されたiPad。

客観的かつ正確な身体イメージのマッチングに役立つかもと提案した《自撮り療法》

この夏よりご自身の動きを振り返り、その変化を嬉しそうに確認されています。



Posted by 自立援助協会スタッフ  at 23:58 │Comments(0)

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