スポンサーリンク


上記の広告は一定期間更新のないブログに表示されます。新しい記事を書く事で広告が消す事ができます。

  

Posted by みやchan運営事務局  at 

2014年05月15日

痛み

私が子供の頃、腹痛や怪我した時、母が痛いところに手を当ててくれたり、手を握ってくれていました。

その時、安心感からか、痛みが和らいだようにかんじました。

母からして貰ったことを思いだし、利用児が痛みがあり、不安を感じている時に、安心感を与えられる手当てをしてあげたいです。

中村

  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 22:56Comments(0)

2014年05月15日

追体験。

『死ぬ〜!言うのが十だとしたら、今、どの位痛い?』

ある病院で勉強させて頂いているとき、理学療法士の方が患者さんにそう問い掛けていました。

こんにちは、津田です。

痛みを評価するツールのひとつ、Numerical Rating Scale(NRS)を端的に分かり易く取り入れたものなのでしょうが、ユーモアをたっぷり含ませることで患者さんを自然な心理状態のもと評価させている点でとても勉強になったことを思い出します。

一方、マサチューセッツ総合病院とスウェーデンのKarolinska研究所が、医師と患者の関係について“医師は患者の痛みを感じ、また治療による効果も感じ取っている”ことを明らかにしたそうです。(2013.1.31.irorio/Moledular Psychiatry)

研究では痛みを訴える患者に対して、18人の医師たちの脳をそれぞれMRIでスキャンしたところ、実際に痛みを感じる領域で反応を示したというもの。

また、治療を行う際に反応を示した領域はプラシーボ効果(薬効成分が無いにも係わらず症状が和らぐ)が起こる場所だったとか。

研究を主導したKarin Jensen博士は「医師たちの脳は患者の痛みを自分の身に共感し、それらを治療でどう軽減し、結果として現れるかを追体験している」と語り、さらに「よく共感できる医師ほど、治療結果への満足度が高い」とも述べています。

《人の痛みは解らない》

実際そうでも、解ろうとすることに意義があり、いかに利用者と共感出来るかで結果も自然と変わってくるのかも知れません。
  


Posted by 自立援助協会スタッフ  at 21:48Comments(0)